ぼくのエリ

2010/11/21(Sun) 13:37
movies

透き通るような真っ白の肌、青い瞳、光るブロンド。女の子であればポジティブな要素なのだが、オスカーにとっては重た過ぎる荷物同然。白ブタちゃんとからかわれ、子分を連れた腕白クラスメート(見た目はキュート)から毎日いじめられている。
ある日彼の家の隣に父娘が引っ越してくる。非社交的であるだけではなく何やら摩訶不思議な雰囲気のある父娘、それもそのはず、娘のエリは吸血鬼。父は娘のために人の新鮮な血液を調達しようとマンハントに出るが、不器用で計画が杜撰だからどうにもうまくいかない。飢えて荒れるエリと父の口論を隣家で聞くオスカー。なにケンカしてるのかな。
そしてオスカーとエリは友達になる。オスカーにとっては初めての友達で初恋の女の子となった。でもエリは吸血鬼、オスカーはそれがわかってもエリを好きでいるだろうか。
そしてエリの父は血液調達に大失敗し逮捕されてしまう。彼が娘のためにしてやれるのは、自身を娘に差し出すことしかない。父亡き後、エリは独力で生きていけるのだろうか。

体中から血を流しながら(「入っていいよ」と言葉で招かれないまま部屋へ入ると、体中から血が吹き出すのであった。吸血鬼の伝統。)オスカーに「私のことを受け入れて」と迫るエリ。オスカーは前へ進むことを決心し、彼女とキスをする。ここのくだりが一番印象的だった。私をあなたの部屋に入れて、私を理解して。ヴァンパイアであるというアイデンティティは極端だが、自分とは違う他者というものの存在を認めて受け入れる儀式をオスカーは無事終えることが出来たのだ。

どういう結末になるのかと思っていたら意外な終わりだった。ママもパパも結局は他人だ、いっしょに生きて行く相手は自分で選ぶ、か?いやその、あれでいいのだけれど、ちょっとびっくり。ハリウッドのリメイク版はどういうエンディングが採用されているのか興味津々ではある。
人工血液『トゥルー・ブラッド』の発明はやはり偉業なのだなあとか、
お父さん、そんな無計画な!町の近くで殺しちゃダメだってば。いくらスポーツ青年の血がおいしそうだからって学校の更衣室で採血作業なんて無茶過ぎとか、
心中突っ込みながら邪道に楽しんだ2時間。あまりおススメはしません。

Let The Right One In
B001MYIXAC

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