バトルスター・ギャラクティカ4#69 Deadlock

2010/06/06(Sun) 12:36
Battlestar Galactica

ギャラクティカの改修工事が進められる。支柱や壁のあちこちにサイロンのオーガニック樹脂が塗られていく。これがうまく作用してくれるといいのだが。
難民たちへの食料配給の列にシックスが紛れ込むがすぐ見つかってしまい、男たちと乱闘になってしまう。おなかの胎児には影響がなく、ほっとするタイとシックス。子供の名前はリアムだ。
エレンとブーマーの乗ったラプターがギャラクティカに到着。
エレンの姿に一同は驚愕。彼女はアダマとの再会を喜んでいる。ブーマーは即逮捕され、監獄送りだ。
タイとエレンの再会の抱擁を複雑な面持ちで見つめる一同。

エレンの報告会。再生船を再建させようとするキャヴィルから逃げてきたと言う彼女を肯定的にみているのはタイだけで、ロズリンもアダマもリーも懐疑的にならざるをえない。なにしろ彼女はエレンなのだから。
他の皆と会わせてほしいとエレンは頼む。たった5人なのよ、あなたたち5万人に比べたらたった5人なんて。アダマは一応許可するが、ロズリンとリーの表情は硬い。
タイはカプリカとのことを打ち明けようとするが、エレンに口をふさがれた彼はええいままよ、と彼女のペースに乗せられていく。やはりエレンには勝てないのだ。
彼女は鋭いから、タイに新しい恋人ができたことに気付く。しかしそれがカプリカだとわかると、心穏やかではいられない。
そして再会。チロル、トーリ、昏睡状態のサム。愛しき仲間たちよ。同席していたカプリカとアセナは、ベースシップに戻って船団を離れようと提案する。船団の生き残りで優先されるのはあくまでも人間であってサイロンではない。エレンは、ヘラが二つの種族を統合する希望の存在になるじゃない、と反論。しかし、カプリカとタイの間に生まれる純粋なサイロン・ベビーが別の道を与えてくれる、とトーリ。エレンは大ショックだ。彼女は知的で理性的な科学者で、愛を信じ、他への寛容な精神を尊ぶ人間である。人類とサイロンの融合という理想の道を信じている。ところが長年連れ添った伴侶が、こともあろうにカプリカと愛し合い子供を作ったとは。あまりの意外さと生々しさに、さすがの彼女も平静を保つことができない。船団を離れて第2の道を行くか行かないかという大決断を迫られるが、自身の心の嵐がおさまらないことには選択はできない。

バルター教のナンバー・ツーのポーラはバルターに愛想を尽かし、自分たちの身は自分たちで守ろうと武装の道を選んでいた。戻ってきたバルターは歓迎されつつも、ポーラの冷ややかな視線-疑いのまなざし-と彼女の独立心を強く感じる。ここは一つ行動を起さないと、せっかく築いたポジションを失うことになる。
ポーラにとって大切なのは信仰云々よりも、生き延びること。他の難民たちが飢えていても関係ない。対してバルターは初心に戻り、持てるものを他へ分け与えることの意義を説く。この勝負どちらが勝つか。
彼が難民たちに食料を配り始めると、こわもての男たちがその食料を奪っていった。ポーラはそれみたことかとバルターをなじるが、彼は彼女には与えられない『希望』を自分は与えられると確信。然して彼は王権を奪還する。民には分け隔てなく希望を与えよう、そして力を持とう、強力な武器をもっと備えるのだ。彼はアダマと交渉し、大量の武器を獲得する。100%彼を信頼しているようには見えないが、ポーラも納得せざるをえない。

サイロンの樹脂が効いてギャラクティカが治ったとしても、今迄のギャラクティカではないのではないか。サイロン無しでは存続していけない船について、アダマはじっと考える。
彼は船がきしむ音に耳を傾ける。うめきのような、泣き声のような。もう逝かせてなのか、置いて行かないで、なのか。

エレンは選択した。ベースシップに戻ってジャンプしサイロンだけの世界を作る道を。タイは勿論反対する、カプリカは生まれてくる子供にとってどちらが安全か考えてみなさいと言われれば、ベースシップを選ばざるをえない。
タイにとって大事なのは妻でも恋人でも生まれてくる子供でもなく、アダマとギャラクティカなのよ、とエレンはカプリカにぶつける。タイとエレンが口論する中、カプリカが倒れる。胎児の様子がおかしい。
エレンはタイを傷付けたかっただけ、カプリカを傷付けるつもりはなかった。
カプリカは帝王切開でリアムを取り出してほしいと望むが、妊娠4ヶ月の胎児には生き延びる力が無いとコトルは却下。そしてリアムの心臓が止まった。

バルターの言った言葉-『ギャラクティカはあなたの手から滑り落ちようとしている。サイロンの血が半分流れている混合船みたいなものだ、そして人々はそれに対する準備が出来ていない』をアダマはかみしめる。通路を歩けば、そこかしこでサイロンが作業をしている。
タイは息子を失った、わずか4ヶ月の命だった。彼の慟哭を全身で受け止めながら、アダマはギャラクティカの命についても考えていたと思う。いつかは最期を看取り、送り出さなければならない。

追悼の間に佇むカプリカ。そこにはコロニアル軍の兵士たちに加えて、死んでいった人型たちの写真が何枚も貼られていた。

純粋な人間、純粋なサイロン、純粋なギャラクティカ。ピュアであることはどこまで大切なのか。誰にとってどう価値があるのか。

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