Funnybones -備忘録其の二-
ドラマ、映画、スポーツ、猫などの覚え書き。
2008.07.07 (Mon)
TheWire /ザ・ワイヤー S1#10 The Cost
代償は双方平等に払わねばならない。
リスクやコストをきっちり計算してゲームに挑んでいるのはバークスデールの方。
警察側は自分たちが代償を払うことになるなんて思ってもみなかっただろう。
オマー襲撃について話し合うエイヴォン、ストリンガー、ウィーベイ。
仕返しはしないと噂を流す、それを信じてヤツが出て来たらbang!だ。
警察につけられたこと、店にも目を付けられていること等、注意しなくてはならないことが増えている。ストリンガーはエイヴォンを守るためにポケベルを取り上げ、表に出て来ないよう頼む。こういう優秀で鼻の利く参謀がいるのは本当に助かる。
盗聴捜査の延長を判事にお願いするジミー。
判事は立場がやや悪くなっているようだ。巡回判事の次期選挙のポスターに彼の名前が無い。風向きが変わってきたらしい。狸の口調にも余裕がない。
ディーの妻と子供。家族が増えるから部屋が欲しいわ、ベッドもベビー用品も買いたい、あれが欲しいこれを買い替えたい等等等。うるさい、うんざりだ、とディーは部屋を出て行く。
ないものねだりの彼は店の前でシャーディーン〜自分の足で立つことができて、赤ん坊がどうこうなんて言わないきれいな女〜を待つが、彼女は全く相手にしてくれない。ちくしょう。
メインの麻薬保管場所を特定したい。盗聴から、注文のパターンと担当者と大体の場所はわかったので、シドナーとカーヴァーで張り込むことに。そして発見。
その家は厳重な警備システムで守られていた。防犯カメラに鉄格子完備。状況証拠的には、そこがそうなのだが、物的証拠をあげるためにフリーマンは令状の要らない捜査を思いつく。それは、その家から出たゴミを調べること。公道に出されたゴミなら自由に調べられる。
オーランドはどうしても小遣いを稼ぎたいようで、エイヴォンたちにぼこぼこにされたのに懲りず、他ルートの開拓をしようと別の売人に接触。相手の反応がおかしいのに全く気付かない彼は、よっぽど間抜けか金に困ってるのか。オーランドは麻薬のおとり捜査にひっかかってしまった。更に間抜けな彼は、エイヴォンの名前を出してしまう、最悪だ。
拘置所に連れていかれるオーランドの姿を、エイヴォンの部下が発見。即電話連絡。
いつもの弁護士がやってきて「店の営業権譲渡と酒類の販売許可の譲渡書類にサインしろ、逮捕歴のある人間を店のオーナーとして据えることは認められない」と通告する。これでオーランドはエイヴォンたちから完全に見切られた・見捨てられたのだが、彼はそのことに気付いていない。見捨てられたということは、命の保証も無くなったというのに。ゲームから降りる時は、黙ってさっさと退場しなくてはならない。下手に儲けようとすると、逆に大損するのが世の常ではないか。
この弁護士は、弁護士というよりもビジネス優先の死刑執行人みたいだな。
オマーがキーマとジミーに助けを求める。エイヴォンの手下が終わらせたいと言ってきた。こっちはエイヴォンを狙うのはやめたが、向こうはオマーを狙うのを止めないだろう。
オマーは銃で撃たれた傷の手当をしたいが病院には行けない、医者を紹介してほしいとジミーらに頼む。本当に苦しそうなオマー。
ウォレスを保護したジミー。ストリンガーの名前、ブランドン殺害の一部始終〜誰と誰が関わったかをウォレスは話す。ジミーはウォレス自身について心配する。家の真ん前に放置された死体を見た時、彼はどんな思いだったろう。自分が密告したからブランドンは殺されたのだ。
ウォレスはディーについては絶対話さない。彼にとってディーはあくまでもいい兄貴なのだ。とにかく彼を証人として使うことが決まり、しばらく彼をどこかに保護することが必要になる。そしてダニエルズがウォレスを祖母のもとへ連れていく、虫の音が響く静かな田舎の家だ。
エレナがジミーの子供との面会について、『会うのは午後だけ、常に母親が同席のこととする』という緊急申し立てを起こした。弁護士が必要だからと、たまたま署にいたロンダがかり出される。
夫婦で話し合えば済むことを緊急事項だと持ち込んできたことに、家裁の判事は呆れ顔。まず昼休みに2人で話し合いなさい、と命じて一同退席。
ロンダと来たことが許せないエレナ。別居の原因となった女といっしょに来るなんて信じられない。
スーパーでの探偵ごっこが今回の原因。犯罪者に息子を近付けるなんて、と彼女が言うとジミーは「犯罪者じゃない」そりゃまだ逮捕されてませんから。皮肉なもんだ、妻への言い訳においては、ストリンガーは安全な一般人なのだ。「ただのゲームだよ」またしても、『ただのゲーム』だ。今回はこの先の展開があるから、『ただのゲーム』がいつもより一層皮肉に聞こえる。
ジミーはバカ正直だから、ロンダと今でも時々会ってる、と言ってしまう。子供みたいなジミーの顔には「ママ、ごめんなさい」と書いてあるような。そして誰もが許してしまうのだ。
東のジョーとストリンガーが噴水広場に。ジョーは、オマーとストリンガーの交渉の立会人だ。ジョーとオマーは既知の仲なのに初対面のふり。ストリンガーは気付いているのかいないのか。
お前の命は狙わないからイーヴンにしよう、とストリンガー。ブランドンを殺しといてチャラかよ、と納得のいかないオマーは、死んだ仲間の分は現金で補償してくれと言う。
オマーの盗聴マイクから拾った会話を聞いていたジミーは、バークスデールの名前を一切出さないストリンガーに感心する。ブランドン殺害は確実になったからとりあえずは十分だ。
5000も出せだと?!と怒るエイヴォン。誰が払うかよ、タワーに呼び出してあいつが顔を出したら殺しておしまいだ、休戦する気などさらさら無いのであった。
キーマが恋人シェリル、友人たちと飲み会。キーマは明日の仕事があるから、とセーブしている。
なぜ警官を選んだのか、と尋ねられたキーマが訓練生時代の話をする。犯人と格闘していた彼女がふと上を見ると、伝説の男チャーリー・スムートが立っていて「いいぞ、新米」と言い手錠を落としていった、という話。シェリルは気に入らない。テレビ局勤務の自分、ギャラリー経営の友人、キーマだって警官じゃない仕事につけるはず。同居人が生きて帰ってくるかを心配して待つなんてつらすぎる。キーマが誇らしげに話す『あの瞬間』、それさえなければ、彼女は警官を選ばなかったかもしれないのに。
このキーマの話で思い出すのは、ローリー・リン・ドラモンドの「あなたに不利な証拠として」。あの短編集に出てくる女性警官たちはキーマと繋がっていると思う。
オーランドを逮捕した州警察犯罪捜査局のトロイが特捜班のもとへやってきた。キーマの旧友である彼は、オーランドがしゃべった『バークスデール』とやらを検索したらここがヒットしたんだ、と言う。
出所を取引材料にして、オーランドを協力させるかしないか、ジミー、キーマ、ロンダ、ダニエルズが話し合う。麻薬でストリンガーやエイヴォンを挙げる事は無理、盗聴にしぼるべきだとジミー。
地道な盗聴よりも、一晩で一網打尽にできる取引検挙の方が副警察長には魅力的。大物は挙げられないとダニエルズがどんなに口を酸っぱくして言っても聞く耳持たず。オーランドを使ったおとり捜査が実行されることに。
バブルスがキーマを呼び出す。助けてほしい。住む場所、新しい服がほしい。人生をやり直す手伝いをしてほしい。クリーンになった情報屋なんて価値ある?と笑いながら、キーマは協力すると約束。今晩仕事があるから明日連絡して、とキーマ。明日、だなんて言わないでよキーマ。
オマーはボルチモアを離れてNYへ。あの交渉の場で、ストリンガーが金を払うと言った時からおかしいと勘付いていたオマー。5000ドルもくれてタダで済むわけがない。
バス乗り場へ見送りに行くジミー。旅の足しにと渡した幾ばくかの金は感謝の印でもあり、もしかしたらお守りなのかもしれない。連絡しろよ、と言って別れるジミー、「Stay free!」
女らしく着飾ったキーマとオーランドが乗った車が出発する。ジミーは何か気になる表情。公園のベンチではバブルスが落ち着かなさそうにしている。
おとり捜査はバレていた。オーランドとキーマに銃が向けられる。無線から聞こえるのは激しい銃声。必死で駆けつける仲間たち。
ジミーがキーマを車から引き出す。彼女は動かない。人工呼吸をするジミー。医療班はまだかと叫ぶダニエルズ、呆然と立ち尽くすシドナー、ちくしょうと周りを蹴るカーヴァー。
警察ヘリの音が空しく響く。
ここまでの犠牲を払ってやっと、警察はこのゲームの怖さを知った。『ただのゲーム』ではなかったのだ。まだゲームを続ける気かい?と笑われているに違いない。敵からは笑われ、身内からは非難される。
バブルス、オマー、ウォレスを守ったのに、キーマを守れなかった。彼女の生死はまだわからないが、絶望的な気分の皆。まさに惨憺たる結果。
このラストを初めて見た時、見てるこちらも凍りついた。ヘリよもっと速く飛べ!なぜ場所がわからないの!と腹が立った。
いつのまにやらサンタンジェロは、一人前の屋上の見張りになっていた。えらく似合うし熱心だ。今回くすりと笑えたのは彼の姿だけだったかもしれない。
追記:このエピソードの監督、ブラッド・アンダーソンは「ワンダーランド駅で」の監督なのであった。劇場で見たけど、キャリー・ソーンは記憶に無し。TheWireの演出家を調べると、過去の監督作をとてもとても見たくなるので困る。大概は見てるけどバカだから忘れている、ったく。
リスクやコストをきっちり計算してゲームに挑んでいるのはバークスデールの方。
警察側は自分たちが代償を払うことになるなんて思ってもみなかっただろう。
【More・・・】
公園でぼけっとするバブルス。平和な光景を楽しむ。子供たちがシャボン玉で遊んでいる、虹色のシャボン玉がふわふわ漂う。木々の緑がきれいだ、木漏れ日がまぶしい。それらをリアルに体で感じている、生きてる実感がある。でもそのリアルさに戸惑い、迷ってもいる、まだ彼は境界線上にいる。薬のやりとりを見ると、ざわつくものを感じてしまう。オマー襲撃について話し合うエイヴォン、ストリンガー、ウィーベイ。
仕返しはしないと噂を流す、それを信じてヤツが出て来たらbang!だ。
警察につけられたこと、店にも目を付けられていること等、注意しなくてはならないことが増えている。ストリンガーはエイヴォンを守るためにポケベルを取り上げ、表に出て来ないよう頼む。こういう優秀で鼻の利く参謀がいるのは本当に助かる。
盗聴捜査の延長を判事にお願いするジミー。
判事は立場がやや悪くなっているようだ。巡回判事の次期選挙のポスターに彼の名前が無い。風向きが変わってきたらしい。狸の口調にも余裕がない。
ディーの妻と子供。家族が増えるから部屋が欲しいわ、ベッドもベビー用品も買いたい、あれが欲しいこれを買い替えたい等等等。うるさい、うんざりだ、とディーは部屋を出て行く。
ないものねだりの彼は店の前でシャーディーン〜自分の足で立つことができて、赤ん坊がどうこうなんて言わないきれいな女〜を待つが、彼女は全く相手にしてくれない。ちくしょう。
メインの麻薬保管場所を特定したい。盗聴から、注文のパターンと担当者と大体の場所はわかったので、シドナーとカーヴァーで張り込むことに。そして発見。
その家は厳重な警備システムで守られていた。防犯カメラに鉄格子完備。状況証拠的には、そこがそうなのだが、物的証拠をあげるためにフリーマンは令状の要らない捜査を思いつく。それは、その家から出たゴミを調べること。公道に出されたゴミなら自由に調べられる。
オーランドはどうしても小遣いを稼ぎたいようで、エイヴォンたちにぼこぼこにされたのに懲りず、他ルートの開拓をしようと別の売人に接触。相手の反応がおかしいのに全く気付かない彼は、よっぽど間抜けか金に困ってるのか。オーランドは麻薬のおとり捜査にひっかかってしまった。更に間抜けな彼は、エイヴォンの名前を出してしまう、最悪だ。
拘置所に連れていかれるオーランドの姿を、エイヴォンの部下が発見。即電話連絡。
いつもの弁護士がやってきて「店の営業権譲渡と酒類の販売許可の譲渡書類にサインしろ、逮捕歴のある人間を店のオーナーとして据えることは認められない」と通告する。これでオーランドはエイヴォンたちから完全に見切られた・見捨てられたのだが、彼はそのことに気付いていない。見捨てられたということは、命の保証も無くなったというのに。ゲームから降りる時は、黙ってさっさと退場しなくてはならない。下手に儲けようとすると、逆に大損するのが世の常ではないか。
この弁護士は、弁護士というよりもビジネス優先の死刑執行人みたいだな。
オマーがキーマとジミーに助けを求める。エイヴォンの手下が終わらせたいと言ってきた。こっちはエイヴォンを狙うのはやめたが、向こうはオマーを狙うのを止めないだろう。
オマーは銃で撃たれた傷の手当をしたいが病院には行けない、医者を紹介してほしいとジミーらに頼む。本当に苦しそうなオマー。
ウォレスを保護したジミー。ストリンガーの名前、ブランドン殺害の一部始終〜誰と誰が関わったかをウォレスは話す。ジミーはウォレス自身について心配する。家の真ん前に放置された死体を見た時、彼はどんな思いだったろう。自分が密告したからブランドンは殺されたのだ。
ウォレスはディーについては絶対話さない。彼にとってディーはあくまでもいい兄貴なのだ。とにかく彼を証人として使うことが決まり、しばらく彼をどこかに保護することが必要になる。そしてダニエルズがウォレスを祖母のもとへ連れていく、虫の音が響く静かな田舎の家だ。
エレナがジミーの子供との面会について、『会うのは午後だけ、常に母親が同席のこととする』という緊急申し立てを起こした。弁護士が必要だからと、たまたま署にいたロンダがかり出される。
夫婦で話し合えば済むことを緊急事項だと持ち込んできたことに、家裁の判事は呆れ顔。まず昼休みに2人で話し合いなさい、と命じて一同退席。
ロンダと来たことが許せないエレナ。別居の原因となった女といっしょに来るなんて信じられない。
スーパーでの探偵ごっこが今回の原因。犯罪者に息子を近付けるなんて、と彼女が言うとジミーは「犯罪者じゃない」そりゃまだ逮捕されてませんから。皮肉なもんだ、妻への言い訳においては、ストリンガーは安全な一般人なのだ。「ただのゲームだよ」またしても、『ただのゲーム』だ。今回はこの先の展開があるから、『ただのゲーム』がいつもより一層皮肉に聞こえる。
ジミーはバカ正直だから、ロンダと今でも時々会ってる、と言ってしまう。子供みたいなジミーの顔には「ママ、ごめんなさい」と書いてあるような。そして誰もが許してしまうのだ。
東のジョーとストリンガーが噴水広場に。ジョーは、オマーとストリンガーの交渉の立会人だ。ジョーとオマーは既知の仲なのに初対面のふり。ストリンガーは気付いているのかいないのか。
お前の命は狙わないからイーヴンにしよう、とストリンガー。ブランドンを殺しといてチャラかよ、と納得のいかないオマーは、死んだ仲間の分は現金で補償してくれと言う。
オマーの盗聴マイクから拾った会話を聞いていたジミーは、バークスデールの名前を一切出さないストリンガーに感心する。ブランドン殺害は確実になったからとりあえずは十分だ。
5000も出せだと?!と怒るエイヴォン。誰が払うかよ、タワーに呼び出してあいつが顔を出したら殺しておしまいだ、休戦する気などさらさら無いのであった。
キーマが恋人シェリル、友人たちと飲み会。キーマは明日の仕事があるから、とセーブしている。
なぜ警官を選んだのか、と尋ねられたキーマが訓練生時代の話をする。犯人と格闘していた彼女がふと上を見ると、伝説の男チャーリー・スムートが立っていて「いいぞ、新米」と言い手錠を落としていった、という話。シェリルは気に入らない。テレビ局勤務の自分、ギャラリー経営の友人、キーマだって警官じゃない仕事につけるはず。同居人が生きて帰ってくるかを心配して待つなんてつらすぎる。キーマが誇らしげに話す『あの瞬間』、それさえなければ、彼女は警官を選ばなかったかもしれないのに。
このキーマの話で思い出すのは、ローリー・リン・ドラモンドの「あなたに不利な証拠として」。あの短編集に出てくる女性警官たちはキーマと繋がっていると思う。
オーランドを逮捕した州警察犯罪捜査局のトロイが特捜班のもとへやってきた。キーマの旧友である彼は、オーランドがしゃべった『バークスデール』とやらを検索したらここがヒットしたんだ、と言う。
出所を取引材料にして、オーランドを協力させるかしないか、ジミー、キーマ、ロンダ、ダニエルズが話し合う。麻薬でストリンガーやエイヴォンを挙げる事は無理、盗聴にしぼるべきだとジミー。
地道な盗聴よりも、一晩で一網打尽にできる取引検挙の方が副警察長には魅力的。大物は挙げられないとダニエルズがどんなに口を酸っぱくして言っても聞く耳持たず。オーランドを使ったおとり捜査が実行されることに。
バブルスがキーマを呼び出す。助けてほしい。住む場所、新しい服がほしい。人生をやり直す手伝いをしてほしい。クリーンになった情報屋なんて価値ある?と笑いながら、キーマは協力すると約束。今晩仕事があるから明日連絡して、とキーマ。明日、だなんて言わないでよキーマ。
オマーはボルチモアを離れてNYへ。あの交渉の場で、ストリンガーが金を払うと言った時からおかしいと勘付いていたオマー。5000ドルもくれてタダで済むわけがない。
バス乗り場へ見送りに行くジミー。旅の足しにと渡した幾ばくかの金は感謝の印でもあり、もしかしたらお守りなのかもしれない。連絡しろよ、と言って別れるジミー、「Stay free!」
女らしく着飾ったキーマとオーランドが乗った車が出発する。ジミーは何か気になる表情。公園のベンチではバブルスが落ち着かなさそうにしている。
おとり捜査はバレていた。オーランドとキーマに銃が向けられる。無線から聞こえるのは激しい銃声。必死で駆けつける仲間たち。
ジミーがキーマを車から引き出す。彼女は動かない。人工呼吸をするジミー。医療班はまだかと叫ぶダニエルズ、呆然と立ち尽くすシドナー、ちくしょうと周りを蹴るカーヴァー。
警察ヘリの音が空しく響く。
ここまでの犠牲を払ってやっと、警察はこのゲームの怖さを知った。『ただのゲーム』ではなかったのだ。まだゲームを続ける気かい?と笑われているに違いない。敵からは笑われ、身内からは非難される。
バブルス、オマー、ウォレスを守ったのに、キーマを守れなかった。彼女の生死はまだわからないが、絶望的な気分の皆。まさに惨憺たる結果。
このラストを初めて見た時、見てるこちらも凍りついた。ヘリよもっと速く飛べ!なぜ場所がわからないの!と腹が立った。
いつのまにやらサンタンジェロは、一人前の屋上の見張りになっていた。えらく似合うし熱心だ。今回くすりと笑えたのは彼の姿だけだったかもしれない。
追記:このエピソードの監督、ブラッド・アンダーソンは「ワンダーランド駅で」の監督なのであった。劇場で見たけど、キャリー・ソーンは記憶に無し。TheWireの演出家を調べると、過去の監督作をとてもとても見たくなるので困る。大概は見てるけどバカだから忘れている、ったく。
カクテキさん、こんばんは。
キーマが語るシーン、いわゆるanecdoteが警官のドラマや小説には似合うような気がします。「あなたに不利な証拠として」のキャサリンの話を即思い出します。
ところでTheWireにも参加しているリチャード・プライス先生の「聖者は口を閉ざす」読み始めたのですが(3500円が勿体なくて、図書館で借りました)、これがまたTheWireと繋がっているような雰囲気です。またほんの冒頭を読んだだけなので、この先どうなるかわからないけど。うーむさすが吉野仁さんイチオシだけはある!
キーマが語るシーン、いわゆるanecdoteが警官のドラマや小説には似合うような気がします。「あなたに不利な証拠として」のキャサリンの話を即思い出します。
ところでTheWireにも参加しているリチャード・プライス先生の「聖者は口を閉ざす」読み始めたのですが(3500円が勿体なくて、図書館で借りました)、これがまたTheWireと繋がっているような雰囲気です。またほんの冒頭を読んだだけなので、この先どうなるかわからないけど。うーむさすが吉野仁さんイチオシだけはある!
atsumi |
2008年07月09日(水) 19:56 | URL 【コメント編集】
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すぐに理由を知ることとなるでしょうが、その「間」がとっても危険に思えます。
「あなたに不利な証拠として」、キーマの日々はまさにあの小説なのに、彼女が女性警官であるということを忘れてました(笑)。