アカデミー賞、たいくつだ!

2012/02/27(Mon) 23:15
movies

全く興味が持てないので日中は無視、再放送を適当に流しているトコロ。
何が退屈って今日の司会。いつか来た道の繰り返し。つーまーらーんっ!
いっそのこと、その年の担当局の看板キャスターにやってもらってはどうだ。ギャグ無しでいいので事務的にさくさくと進めれば時間短縮にもなる。間の各種余興(と言うと失礼だが)も無くてよし。
やはりモノマネ賞になったのか、な女優賞。ハイハイ。
予想通りの主要賞独占のモノクロ映画、賞取らなくても見ますってば。
退屈な中、ブレット・マッケンジーだあっ!唯一彼の受賞だけが嬉しかった。
オドロイタのはニック・ノルティ。酒焼けしたみたいな赤い、膨張した顔、ひえ~どうしたのぉ?!

明日はドラゴンタトゥーの女を見ることにした。ヒューマンでしみじみとした映画よりも、自分にとって画期的な何か、ポジティブでもネガティブでもいいから驚きを与えてくれる映画を映画館で見ようと思う。
なにはともあれ、やっぱりフィンチャーは見なくちゃね。

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日々是。。。

2012/02/25(Sat) 23:38
日々のつれづれ

10年以上続けてきたバレエ鑑賞@東京をひとまず休止。理由はもちろん経済問題。弦楽四重奏@東奔西走との両立は困難なので。
その区切りの公演、アリーナ・コジョカルのガラ公演Bプロが素晴らしい内容だった。「椿姫」3幕のパ・ド・ドゥのピアノがミスタッチの嵐で酷かったことを除けば、近年稀にみる充実のプログラム。最後がこれでよかった、ホントに。当分はDVDで全幕物の学習をしようと思うが、嗚呼なんだかな。

現在読んでいる『The Help』、読めば読むほど映画を見る気がなくなる。原作だけで十分面白い、楽しい。
最近読んだ物語で映像にしてほしくないナンバーワンは、チャイナ・ミエヴィルの「都市と都市」。これは脳内で自力で映像化するのが楽しいのである。

ドクターフー第38話Blink、時空の交錯ぶりが見事。これはもう脚本の力だ。素晴らしい。

世の中及び職場ではアタマにくることが多発しているが、美しいものたちに心を打たれることも少なくない。今日はメルニコフが弾くショスタコーヴィチのプレリュードとフーガに圧倒された。強靭なフォルティッシモとかそけき旋律が緊密に織り上げられ、澄んだ和音の中に不協和音が現れて後調和していく様が見事で、余分な付属物や過剰な装飾の一切ない音が迷い無くまっすぐ降りてくる。
聴く側の生が試されているような演奏だった。

千駄ヶ谷のギャラリーで一目惚れして買った豆皿。銀彩と細密な黒い線で描かれた花の姿が美しい。

楽しいことをなんとか見つけないと立っていられない今日此の頃。いやな時代だ。


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描写だけで。

2012/02/14(Tue) 23:28
Mad Men

映画とドラマと、どちらが上でどちらが下か、という話はさておき。
Mad Menを見ていると時々、起承転結なぞどうでもよくなる。ドンやベティ、ペギー、ロジャーたちの人となり、心の揺れ、顔の陰影、着こなし、所作を見ているだけで十分ではないか。その積み重ねの結果見えてくるものを楽しむもよし、何も見えてこなくても結構。一つ一つのかけらを愛おしめばそれでよし。
ロジャーがレストランで酒をオーダーするシーンのスピード感が好きだ。間髪入れずに「ギブソン」、ああなんて美しい酒なのだろう。
ドンが娘の遊戯発表会を参観するシーン。子供たちよりも誰よりもいきいきと踊る教師から目が離せないドン。彼は無意識のうちに地面に手を伸ばし芝に触れる。何がしたいというわけではなかったと思う。彼女の息吹に繋がる何かに触れたかったのかもしれない。自身の中に熱く湧き上がるものを冷ましたかったのかもしれない。すこぶる文学的で美しいシーンだった。そういう小さな美がMad Menのあちこちに散りばめられている。

彼らが生きている姿を眺めているだけで幸せだ。それだけでいい。

そして私の今晩の友はアンスネスの弾くショパンのソナタ3番。酔うったら酔う。

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アニマル・キングダム

2012/02/10(Fri) 15:38
movies

少年はテレビに流れる賞金クイズ番組をぼうっと見ている。
彼の隣にはしどけない姿の女性が座っているような寝ているような。救急隊員がやってきて「何を摂ったんだ」と尋ねると、ヘロインと少年ジェイは答える。隊員の手当てのかいもなく、過剰摂取で女性は死亡。
ジェイは唯一頼りになる祖母へ電話をかける、母さんが死んだ、どうやって葬式を出したらいい?僕はこれからどうしたらいい?ジェイは祖母の家に連れて行かれ、そこに出入りする3人の叔父たち-彼らは強盗やドラッグの密売を生業にしている-との共同生活が始まる。ようこそ我が王国へ、強き我らがお前を守ってやろう。
実際のところ、彼らには少年を庇護する余裕など無かったのだ。特捜班が全員を狙っていた、家に張り付き24時間監視もしていた。しかし決定的な証拠が無かったから、彼らは逃げ果せると思っていた。特に長兄のポープは。
まずポープの親友であり強盗仲間のバズが捜査官によって撃たれ死亡。これは、「お前らは1人残らず葬ってやる」という警察による警告だ、見せしめだ。しかしポープはおとなしくするどころか、逆襲に出る。ジェイに車を盗ませ、警官をおびきよせ射殺。
彼らは特に逃げもせず、逮捕される。過去の犯罪と同じく証拠は無かったし、敏腕弁護士が付いているから今回も大丈夫だ。案の定取り調べの後3人は釈放されるが、警察は『ジェイ』を狙う。ポープの王国の新入りはまだ子供だ、彼ならまだこちらに引き込めるはずだ。レッキー捜査官は、捜査の駒として利用するだけではなく、少年ジェイ自身のことも心配していた。君にとっての居場所は本当にそこなのか?もう一度じっくり考えてみてくれ、やつらは本当に君を守ってくれるのか?
ジェイはポープたちを信じていた。彼らが罪を犯していることはわかっていたけれど、それでも家族だと思いたかった。彼らを失ったら自分には何も残らない、自力では生きていけないことをジェイは理解していた。そう、彼はまだ子供なのだ。
しかしポープはジェイを容赦なく利用する。ポープは本当の強者では無い。ジェイが自分を頼るしかないのを知っていて、自らが生き残るために利用するだけだ。ジェイのガールフレンド、ニコールを獣のような目で眺め、邪魔者と判断した後殺してしまう。彼女はただの少女だった、ちょっと好奇心が強かっただけなのに。
ニコールが殺されたことを知ったジェイは警察に協力することを選ぶが、事態は思ったほどスムーズには運ばない。多分誰よりも生存能力の強い祖母の策略で、一度は消されかかるジェイ。なんとか生き延びた彼が、最後に選んだ道はなんとも哀しく険しいものだった。

全編を通して伝わってくるざらっとした感触がすこぶる魅力的。叔父たちの強さと弱さがバランス悪く見え隠れする様があわれ、巻き込まれまいと思ってもずるずるとひきずりこまれる子供たちが哀しい。拘置所に収監されていた間に三男のダレンは性的虐待を受けたのではないだろうか、母親と対峙した時の表情がそう物語っていた。その時もポープは彼を守ってやれなかったに違いない。もしかしたらポープがダレンを差し出したのかもしれない、自分が生き延びるために。
祖母の青い瞳が最後の瞬間だけ曇る、それまで何が起こっても何を言われてもひるまなかった彼女がジェイの選択によって初めて恐怖を感じた。王国が音をたてて崩れていく、彼女にもそれを止めることはできない。
ガイ・ピアース演ずるレッキー捜査官役の描かれ方がとても良い。彼がダウン症の子の相手をしたり、妻と仲睦まじく買物をする姿がさりげなくて、捜査官の誠実さがよりよく伝わってくる。彼がジェイを心配するのは演技ではなく、本心なのだと信じられる。
そういう人の誠実さを見た後だから、あの結末の過酷さが身にしみる。でもジェイにはあれしかなかった。検察側に約束したはずの証言を口にすることなく叔父たちを無罪放免にした後、自らの手でポープを始末する。ニコールを殺させてしまった罪を償い、王国を抜け出すためには、こうする以外他になかった。
壮絶な物語だった。本当に見てよかった。

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映画覚書き

2012/02/02(Thu) 21:29
movies

知らない間に増えていた。

「今日と明日の間で」ミリオン 2月11日~ バレエファンの間でえっらい評判が良いので。 多分行けない。諦めた。バレエ熱が平熱になっちゃったし。
「メランコリア」 ミリオン 2月17日~ アレックス出てるし、良くも悪くもラースフォントリアーだから。 金返せとまでは言わないけど、狐につままれたような気分。
「フラメンコ・フラメンコ」 ミリオン 2月25日~ カルロス・サウラのフラメンコ映画といったら必見。パコ・デ・ルシア!!!
「Shame」センチュリー 3月10日~ 「Hunger」併映だったら最高なのに。→予告編見た。あれってネタバレじゃないの?
「少年と自転車」ミリオン 4月 あら嬉しい!ダルデンヌ兄弟見ずしてどうする!そしてオリヴィエ・グルメ!

うーむ、なかなか難しくなってきました。時間取れるかな。

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