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さよならキャボット。

2009/11/07(Sat) 07:17
FOX系

SVUのキャボットはコロンビアの麻薬マフィアのために身を隠さざるを得なくなる。彼女は今まで『法と秩序』を信じて、正義のために体を張ってきた。どんなに侮辱されても何度脅されても、相手を真っ直ぐ見返すそのひるまない視線が印象的だった。青臭さが鼻についたり、弱気になる自分を必死で抑え込む姿が痛々しいこともあった。でもそういうところも彼女の魅力だった。しなやかな鋼のような女性。

ドラマ、映画、現実を問わず、人々はドラッグに踊らされ、自他の命を危険にさらす。ドラッグという存在はかくも魅力・魔力に満ちたものなのか。(処方薬しか知らない私は、タミフルの即効性に驚愕するのがせいぜいである。)
オリビアは、聡明で有能なキャボットが存在を消さなくてはならないこの荒れた社会にいっとき絶望しただろう。しかし進むしかないのだ。必死に闘っても残るのは虚しさだけかもしれない、でも救われる人はきっといる。その人々の笑顔や安堵の表情を見て、オリビア自身も少しだけではあるが、救われる・報われるのだと思う。 

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役者魂とかいろいろ。

2008/12/09(Tue) 00:01
FOX系

SVUの第3シーズンは前の1、2に比べるとやや出来のムラがあると思う。また、事件そのものよりも、渦中の人物たちが事件やその捜査によって受ける影響をより描こうとしているような気もする。
最近へえと思ったのは、例えば前々回だったか、養女をレイプし子供を生ませた判事が「なぜだ?」とボスに問いただされて、「心の奥底を覗いてみたがわからなかった」云々と答えるシーン。わからないはないだろう的な言い訳にも聞こえるが、本音なんだとも思う。奥底に飼っている魔物を飼いならすことのできない彼、宿痾とか業といったものに苦しむ男。許せないが苦しんでることはわかる。
今週の見ものはなんといっても役者対決。マーサ・プリンプトンvsフィン、メアリー・スティーンバーゲンvsエステラ・パーソンズなどなど。マーサは昔から気になる女優、顔がだんだんヘンになってきたけど、フィンとの真剣勝負にはうならされた。
後者の罵倒合戦にはひえーおそろしー。メアリーはかわいい役の時はとことんキュートで、大人のかわいらしさが出せる人。それが今回はおもいきしビッチ、喋りが巧いんだなあ。
で、彼女らの強さいやらしさをとことんリアルに映し出すのが、スティーヴ・シル先生の演出か。
やっぱり見逃せないLaw&Order SVU、ではある。

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子供に対する執着というか妄執というか。SVU S3#9 Care

2008/09/14(Sun) 22:42
FOX系

建設現場で、少女キャシーの死体が発見される。彼女は姉妹といっしょに、養母ジェーン、ジェーンの母ドロシーといっしょに暮らしていた。少年グレンは彼女らより先に引き取られていて、兄のような存在だった。SVUは、少年の精神不安定なところや攻撃性に注目し、彼が激情にかられてキャシーを殺したのかと推測。だが捜査を続けるうちに、ジェーンが里親不適格であることが判明、さらにはドロシーの行動にも不審な点が。グレンはドロシーに対して恐怖心と怒りを抱えていた。
ドロシーは残酷な支配者。ジェーンを支配し、自分の思うように操り、子供たちの虐待に加担させていた。キャシーを殺したのはドロシー。理由は、ただききわけがなかったから。

なぜ子供が必要なのか。

愛情を注ぎ、成長を見守り、満足感を得る。「おかあさん、ありがとう」と感謝してくれる存在、彼女らの言うとおりになる存在、彼女らが庇護しないと生きられない、か弱い存在が欲しい。
こどもがいるから、「私は子供たちを守ってやってるのだ」という自尊心を持てる。社会から認められていると自信が持てる。ドロシーにとって子供はただの道具だ。か弱いうちはいい、でも子供は成長するし、常に従順であるはずがない。そうなったら、邪魔なだけだ。言うことを聞かない子供なんて、彼女の欲しい子供ではない。

なぜ子供でなければならないのか。自分の存在意義を証明するために、なぜ子供を使うのか。私にはわからない。こどものいないあんたに何がわかるのよ、と言われたらその通りなのだが。

ところで、最近の小児性愛者のターゲットがどんどん低年齢化しているという新聞記事を読んだ。現在彼等にとって『ホットなターゲット』は乳児。生後数ヶ月の赤ちゃんの虐待写真や映像が密かに流布していて、それを教師だの会社経営者だの、社会的地位のある人間が隠れて楽しんでいる。おぞましいにも程が有る。それこそ鬼畜だ。なぜ子供じゃないと駄目なのか?

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Law&Order SVU S2#6 Noncompliance

2008/02/20(Wed) 00:04
FOX系

このドラマがすっきりハッピーエンドで終わるわけがないことは十分承知しているけれど、このところの辛い結末にはただもう立ち尽くすしかない。母親から虐待をうけ昏睡状態の娘(彼女が目覚めることはないかもしれない)、大人の醜い争いに巻き込まれ『子供であること』を奪われ最後には殺されてしまう少年(彼はただただ怖かっただけなのだ)、子供たちが犠牲になる話が続いてとてもつらい。
今回はレイプされ殺されたマギーだけでなく、彼女を慕う心優しいマークがもう1人の被害者となった。彼は重い統合失調症患者である。公式に『病んでいる』とされ世間から疎まれている存在の彼と、彼女を助けようとしたら野郎に襲われたと大嘘をついたミラーのどちらが『まとも』だというのだろう。ミラーは正式な病名はなくとも十分病んでいるクソ野郎だ。
ミラーが犯人だと確信できても、凶器が発見できない。信頼できる目撃者の証言が必要なのだが、目撃者はマークだけ。彼に証言させるためには病気の症状を抑える薬を飲んでもらうことが必要だった。薬は彼を正気に戻し(薬ってすごい、怖いよ)、ステイブラーたちは必要十分な証言を得る。
事件は解決しても、耐え難い現実がマークにのしかかる。大好きなマギーがなぶりものにされたあの光景、マギーに「助けて」と求められなかった事実、マギーが永遠にいなくなってしまったこの世界、全てがマークを追いつめる。そして彼は究極の選択を採るのだった。

せめて誰か1人くらいは救われてほしかった。そう思う私は甘いのか。

と、書いた後の「クリミナル・マインド」。犯人に追いつめられた結果仕方なしにやったこととはいえ、友を殺してしまったという事実は、JJの言うように本当に『全て過去になる』のだろうか。彼女たちは脳裏に浮かぶ友の顔に永遠に悩まされ、自分の顔に飛んだ友の血を何度も何度もこすって落とそうとするのではないか(ちょっと文学的にドラマを見過ぎだな私は)。

もう少し明るいこと書かなくちゃー反省。

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卑劣顔にしか見えない男。Law&Order SVU S2#3

2008/01/29(Tue) 23:01
FOX系

S1で処分がペンディングになってた卑劣なレイプ犯、やっと裁かれた!とはいうものの、その決着の付け方にはかなり問題有り。
女性がレイプされる。その手口は、1年前限りなくクロなのに無罪放免になってしまったケネス・クリアリーのものと全く同じ。今回違うのは、目撃者が警察に911通報をしていたということ。その目撃者はクリアリーの被害者のハーパー。彼を犯人と確認できなかった彼女はその後彼のストーカーと化していた。ハーパーはクリアリーの妻に「あなたの夫はレイプ犯だ」と電話をかけ、『この男はレイプ犯』とクリアリーのポスターを街で貼ったり、行動が病的、過激化している。このままでは捜査の邪魔になりかねない。ステイブラーたちは警告に行くが、ハーパーは全く聞く耳を持たない、警察が監視してくれないから私がやるのよ!と。
捕まるもんかとクリアリーは余裕しゃくしゃくだったが、ステイブラーたちは別件からのアプローチを試みる。クリアリーはフィラデルフィアへよく出張していた。フィラデルフィアでも同様のレイプ事件が起きているのではないか。ビンゴ!被害者たちの話を聞くと、やっぱりクリアリーの手口だった。
クリアリー夫人が変わった。夫がくれた宝石類は全て彼のレイプの記念品、それを妻へプレゼントしていたのだ。そのことを知って、彼女は夫を擁護するのをやめる。
クリアリー逮捕。面通しが始まる。Is this how you like it?クリアリーの声を被害女性たちは瞬時に聞き分けた。いよいよ裁きの時だ。
が、クリアリーは金にものをいわせて敏腕弁護士を雇う。弁護側の巧みな展開(「プラクティス」のボビー並みだあ)に検察側は押されていく。
最も有力な証人クリアリー夫人が崩れてしまい、裁判は棄却される。クリアリーは無罪。清水の舞台から飛び降りた夫人の勇気も水の泡、これでいいのか。
いいわけがない。最初から夫人もハーパーも警察を信じていなかった。裁きを下すのは自分たちの役目だ。地獄に落ちるがいい。

冒頭のレイプ被害者。体だけでなく魂まで壊されてしまったような彼女を見ているとやりきれなくなる。レイプ被害者は犯人に傷つけられるだけでなく裁判でも打ちのめされる。彼女に落ち度があったかのように。
ハーパーのストーカー行為をステイブラーやボスは強く非難するが、彼女が生き残るためには、人生を取り戻すためにはどうしても必要な行為だった。そして事実を知った夫人も、生きていくためには行動しなければならない。2人が採った行為は法的には間違いだ、でも私には責めることができない。だってあのダンナ、あまりにも卑劣なんだもーん!あのにやにや顔といやーな口調、成敗してくれるーっっ(怒)と、見る側は感情的になってもいいよね。ステイブラーたちはそうはいかないけど。
ボスがキャボットに勧めていたお酒、瓶の形はタンカレーぽいけど色が緑じゃないからタンカレー・ジンじゃない?タンカレー・ウォッカかしら?あー気になる!

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Law&Order SVU S2#2

2008/01/23(Wed) 11:34
FOX系

公園の茂みで、レイプ後刺されたとみられる瀕死の女性が発見される。中東系の顔立ち。身元不明、状況把握も困難。家族からの捜索願いも出ていない。
彼女の着ていたトレーナーのロゴから大学名がわかり、そこからやっと事件が見えてくる。彼女はナフィーサ・アミル、ハンフォード大学でジャーナリズムを専攻する優秀な女子学生。父親はアフガニスタンの外交官、母親と弟がいる。その父親は「こうなったのは娘の自業自得だ」と心配もせず、死んだほうがいいかのような言い方。捜査の途中で、ナフィーサは死亡する。
ナフィーサにはダウドという恋人がいた。最初は彼がナフィーサ殺害の容疑者として起訴されるが、嘘発見器テストの結果や現場の証拠から、ダウドは犯人ではないとわかる。
本当の犯人は弟、殺人の現場は自宅、理由は『家族の名誉を守るため』だった。

前回に続き今回もやりきれない結末に言葉が出てこない。親の決めた相手ではない男と寝た娘はもう娘ではない、家族の恥、家族の面汚しだ。死んで償ってもらおう。過去映画や本等で何回も見てきた読んできたことだけど、そうまでして彼等が守ろうとする『名誉』なるものがさっぱりわからない。でもこの事件の場合、宗教や道義ではなくて、政略結婚の道具にするはずだった娘が思い通りにならなくなったから怒って壊して捨てた、というものだけれど。そんなの名誉じゃないやい。
この事件は被害者が多過ぎる。まずナフィーサ。学びたいことを学び、好きになった男性と笑い語らい楽しく過ごしていたかったのに、殺された。無念でならない。弟ジャリールは無理矢理姉を殺めさせられ、人格も人生も台無しにされる。アメリカで学んだ彼は、『栄誉の殺人』を心から信じているわけではない。でもそうするしかなかった。父に逆らうことはできない。母は夫と息子が娘を殺すのを見ていなければならなかった。地獄だ。そして大切な娘と息子のために、夫の仕打ちを毅然と証言した後、夫に殺された。あの外交官は自分のしていることに何の疑いも持たないのだろうか、持たないんだよね。持ったら自己崩壊しちゃうでしょう。

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Law&Order SVU S2#1

2008/01/20(Sun) 18:57
FOX系

ビーチで遊ぶ娘モリーンを迎えにいった帰り道、ステイブラーは道ばたで火のついた死体にでくわす。撃たれてぐちゃぐちゃになった顔とごうごうと燃えさかる下半身という凄惨な死体を見てしまったモリーンは、大きなショックを受ける。
被害者はアンドリュー・クロフト、RV社でミサイル誘導システムの研究・開発をしていた。アンドリューが後見人をしていた少年マイケルが喧嘩の際もみ合って撃ってしまった、とあっさり自供。しかし死体の状態からみて、うっかりとかたまたまというのは考えられず、何か深い恨みがあったとしか思えない。特に下半身に火が付けられたという事実は、性的な問題があったことを示唆している。
アンドリューの過去を探ったところ、彼は複数の小児性愛事件を起こしていることが判明。8歳でアンドリューの元に引き取られたマイケルがどういう目に遭ってきたか想像するのは容易だ、しかし彼は性的虐待なんて絶対に受けていないと言い張る。異常なくらいの言い切り様。絶対に何かあると、ステイブラーたちはマイケルの友人に会いに行く。その友人もアンドリューの被害にあっていた、そのことを彼は証言すると検事が告げてやっとマイケルは真実を話し始める。

待ってましたのSVUシーズン2、この第1話私は大好きである。大好きと言うのはおかしいかもしれないけれど、刑事たちの苦悩、彼等を守ろうと必死に頑張るボス、犯人ではあるが余りにも酷い状況で長年苦しんできた少年等全てが過不足なく書き込まれ、本当に感動する。
ジェフリーズが外されてしまうのはとても残念。私は彼女が結構好きだった、マンチといいコンビだったのに。だがIce-Tの方が画面が締まるのは確かなので、しょうがないと言うしかない。やはり一スカッド一女子が刑事物の鉄則なのか。
マンチの『国家謀略物語』(国の軍事問題に巻き込まれて殺されたのだー)を追う姿は、彼らしくて非常に楽しい。謀略ではなかったが、アンドリューだけでなくRV社の上司クレイグ・プリンス(名前がいかがわしい)も深く関わってきたという事実の解明に、マンチの頑張りも役立ったかなと。
性的虐待を受けてきた事実を認めるまでのマイケル(なんとなくカカ似?)の苦しみの表情が、あまりにも切実で何度見ても泣けてしまう。8歳の頃からずっと虐待を受け続けてきた彼の苦しみを、「わかるわ」なんて簡単には言えない。生命体としての彼は生きているけれど、実際には死んでいるも同然だ。こんな生き地獄に子供を追いやるなんて、ひどすぎる。
モリス委員会はホントに嫌みで、現場の苦労を理解しようともせずただ分析医から提出された分析結果だけで、ジェフリーズやエリオットを問題視する。じゃああんたら代わりに捜査するんかいっ?!と言いたいところだが、現場を離れた上級公務員にありがちな態度、文句を言ってもしょうがない。で、ボスが体を張って部下を守るんである。陰惨な被害者の写真を委員たちに突きつけ、うちの部下たちは優秀だ、文句あるか?!と堂々と述べるボス、かっこよかったです。感涙。

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堕ちた弁護士ニック・フォーリン S3#22 Antarctica

2008/01/12(Sat) 23:19
FOX系

ニックとルルの間に赤ちゃん誕生。かわいい女の子だ。ダウン症なのでできるだけそばにいてやりたいと、ルルは児童法律相談所の所長を辞める決心をする。娘の名前はアン、ニックの母の名前だ。ニックの姓を子供に名乗らせることはどうしても受け入れられないルルだが、彼といっしょに育てていくつもりではいる。
ニックは事務所を解雇される。同業のマクニールの事務所に入るが、誠実や真摯という言葉はうちの辞書には無い的な事務所、決して落ち着ける場所ではない。父バートンも、本当にそこでいいのか、と心配している。
タリークの死刑執行の日が近付いている。アルビンは恩赦委員会に必死で訴えるが、聞き入れられない。いよいよ万策尽き果てた。相談所の仕事も、もう十分過ぎるほどやった。手は震えるし、よく転ぶようになった。残りの人生は好きに生きたい。そうだ南極へ行こう。
赤ちゃんは元気だ。バートンも事務所を辞めた。孫の世話をみる時間はたっぷりあるぞ、これから毎週日曜は皆で食事をしよう、とニックに申し出る。ずいぶん遅くなったが家族としての再スタートだ。はにかみながらもニックは嬉しいに違いない。
マクニールでの仕事は全くもって不愉快。社会的道義をわきまえないクライアントの身勝手な言い分にうんざりしたニックは、速攻で事務所を辞める。ここは今の自分のいるべき場所ではない。そしてやっと彼は悟った、ピッツバーグ児童法律相談所こそが彼のいるべき場所、彼が本当に必要とされている場所なのだ、と。

エピソード・タイトルの『Antarctica』はもちろん『南極大陸』、でもただの固有名詞ではないように思えてしょうがない。「エンジェルス・イン・アメリカ」でもハーパー(メアリー・ルィーズ・パーカー)が南極に行きたがっていなかったっけ?人智を超えた場所、何か奇蹟が起きるかもしれないと希望を託したくなる場所、なのだろうか。
アルビンが去りニックが後を継ぐという結末以外にはあり得ないような展開にしてきてしまったから、まあ納得のラストということになるのだろう。バートンもルルもとりあえず幸せそうだし、ニックも納得して選択したわけだからハッピーエンド、ですね(経済問題は残るなあ、でも今までの貯金があるから大丈夫か、とドラマの登場人物の生活費を具体的に考える必要は無いのだが)。
このドラマは2001年から2004年にかけて放送されている。ほんの数年前のようだけれど、今こういうドラマを作っても流行らないだろうなぁと、時代の違いを感じる。流行がどんどんedgyになっていくように思うから、私は。
というわけで、The Guardian終了、ちゃんちゃん!

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堕ちた弁護士ニック・フォーリン S3#21

2008/01/07(Mon) 11:40
FOX系

ニックの解雇を検討する会議が始まる。採決の投票は木曜だから、それまでに何とかして票集めをしなくてはならない、とバートンは必死。ニックも事務所に残りたいから、それぞれが執行役員を説得してジェイク側の4票に勝たなければならない。
ニックの社会奉仕時間があと17時間となった(もともと何時間だったのか全く思い出せない)。児童相談所の仕事を少しずつ整理して、引き継ぎが済んだらもうおしまいだ。ルルもアルビンもニックに残ってほしいのだが、ニックは辞めると言う。
最後の担当案件の一つは、レイプ犯として起訴されている黒人少年ケヴィンの親権問題。付き合っていた彼女との間に出来た赤ちゃんの親権を取り上げられそうなのを、なんとかして阻止したい。そもそもレイプで起訴されたのも、両親に付き合いがバレて慌てた彼女が「レイプされた」と言い出したもの。勝つ見込みはかなり薄いが、ニックは頑張る。
もう一つは、施設に馴染めず、ソーシャルワーカーにも暴行をふるって少年院に送られてしまったクリスの問題。いじめられる殺される、ここから出してとニックに訴えるが、目立たないようおとなしく暮らせと言うくらいしかニックには出来ない。かなり不安定で前歴のある少年を引き取ってくれる里親を見つけるのは至難の業だ。
ジェイクはケイトと婚約。男性にレイプされたことは告白したが、それ以前多数の男性と関係を持っていたことは話せないジェイク。ルルもニックも結局は黙ったまま。本人が言わないのだからそれがベターなんだろうけど、本当にいいのかケイト。
アルビンは、ジェームズを殺して死刑を宣告されているタリークの再審請求に必死。ジェームズは死刑を望まない、という供述書を彼の遺族に書くよう頼んだり(断られる)、最高裁へ上告したり。でも棄却される。もううんざりだ、というタリークに「僕を1人にするな!ジェームズのことを思わない日は一日だって無い。こんな苦しみを与えたのは君だ、僕1人にするな」と叫ぶアルビン。
採決の日が来る。会議の前に少年院へ寄って、ケヴィンに赤ん坊の写真を渡し、クリスの様子を確認した後事件が起きる。ニックがうっかり置き忘れた万年筆を使って、クリスが他の少年を刺してしまった。
会議の開始時間は過ぎていく。渋い顔で待つジェイクたち。ニックは事情聴取を受けている。
終わって事務所へ戻ると、当然会議室はカラ。既に投票は終わったのだろう。「抜けられなかったのか?」と父が尋ねると、最初はいいえと答えたがニックは言い直した。戻ろうと思えば戻れた、でもその道は選ばなかったのだ。

泣いても笑っても(?)あと1話。最後くらい皆が幸せになってくれたらいいなあ。

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堕ちた弁護士ニック・フォーリン S3#20

2007/12/29(Sat) 20:28
FOX系

あと3話でおしまいなので、最後くらいは書こう。
サンドラはニックのアシスタントを続けてきたが、彼の自分勝手で傲慢な態度に我慢が出来なくなっていた。彼女だって一人前の弁護士なのにレストランの予約を取らされたり、会議の席から追い出されたり。しかし共同経営者を決める会議まではなんとか耐えよう、と頑張ってきた。多分彼女は次期共同経営者として認められるはずだ。
さて会議。ニックの反対によりサンドラは共同経営者に選ばれなかった。即刻彼女は事務所を辞め、事務所を告訴。主たる訴因はもちろんニックのサンドラへの差別的な態度。
一方ジェイクも、ニックの独善的なやり方に振り回されるのはもうごめんだ、と思うように。ニック抜きの役員会を開き、サンドラとの示談交渉に入る。更には解雇も含めてニックの今後の処遇について話し合うことが決まった。
ルルはどうしてもニックとスザンヌのことが許せない。いっしょにカウンセリングを受けましょうとニックに迫るが、彼は金を払って他人に話をするのは苦手だ、2人で話し合って乗り切ろうと、カウンセリングを拒否。ルルはがっかりする。
自傷傾向の強い少年の里親を探さなくてはならない。最初はアルヴィンが担当していたが、最近のアルヴィンはALSのこと、確実に近付いている死のことばかり考えている。それは仕方のないことだが、「死にたいという気持ち、わかるよ」と少年に話しかけるアルヴィンは適役ではないとルルは判断。ニックが担当することに。しかし少年に今必要なのは、自分を心底理解してくれる人寄り添って励ましてくれる人。やっぱりアルヴィンの方がいい。ニックはアルヴィンに少年を預け、2人はニックが手配してくれたパイレーツ戦を見に行き意気投合。やっと笑顔を見せるようになった少年に、「今度自分を傷つけたくなったら僕に連絡するんだぞ」とアルヴィン。少年は落ち着いて眠れるようになるだろう。里親もきっと見つかる。
ニックはカウンセリングの予約を自分でとってきた。自分は自分のことがわかってない、他人の方がわかってるみたいだ、と悟ったニック。生まれてくる赤ちゃんは女の子、「女の子がほしかったんだ」というニックの笑顔は本物、ルルもとびきり嬉しそうだ。
そして役員会議。ニックは覚悟を決めている。父バートンに「僕のことではなく、事務所にとってどうすべきか、を最優先してください」と言う。経営者として考えるか、父親として考えるか、バートンも試されている。

まあ多分解雇されるのよね。で、児童相談所の専業になるのかなあ、収入は激減だけど。
その方向はまあいいとして、『色々な試練によって多少は成長したニック』を描いておいて、実は全然変わってない、というのもちょっとちぐはぐな気がする。そりゃ人は簡単には変わらないけど、なんだかなあ、またですか?の気分にさせられる。
サンドラ役の彼女、どこで見たのかIMDbで調べないで思い出そうと頑張ったら思い出した!Law&Order SVUのS1#13で、判事と寝た見返りにDV夫を刑務所に閉じ込めてもらっていたが、とうとう断られ判事を殺した女性、kathryn Meisleでした。弁護士には見えないなー。
残り2話です。がんばれニック!

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